ダンスの本番で緊張しない為の練習方法!大切なのはマインドセット?
フラダンサーのパフォーマンスを一際目立たせるもの、それはダンサーの余裕ある笑顔ではないでしょうか?
緊張し過ぎていると、どうしても硬い表情になります。時には、ステップを忘れてしまって、お隣で踊っているダンサーをちら見なんて事もにもなりかねません。
本番に緊張をしない為に必要なのは、十分なリハーサル練習です。
どんなマインドセットでリハーサル練習をするかによって、パフォーマンスの質が大きく変わってきます。
あなたのパフォーマンスは、緊張をしないどころか、余裕と自信に満ち溢れたものになっていくでしょう。
部分練習とリハーサルの違い
まず、部分練習とリハーサル、この違いを見てみましょう。
- 部分練習とは、ステップ、ハンドモーションなどの、スキルをマスターする練習
- リハーサルとは、パフォーマンス本番を想定して行う練習
ですから、
本番を想定してやれば、普段の練習も、それがあなたにとっては既にリハーサルとなります。
そして、
リハーサルのマインドセットに必要なものは、シミュレーションです。
シミュレーションという言葉は、それを使う業界によってさまざまな意味合いをもちますが、ここで言う地ミュレーションとは、
簡単に言えば、想像力を働かせて、状況を思い浮かべるという事ですかね。
さて、部分練習は既に終わっている、つまり、ステップやハンドモーションはすっかり身体が覚えきっている、という段階になったら、シミュレーション・マインドセットで、リハーサルタイムに入りましょう。
シミュレーション・マインドセットでリハーサルタイム
リハーサルタイムの量が、本番でのパフォーマンスの質を左右しますから、多ければ多いほどいいですね。
- 今が本番だと思い込む
- その世界に入り込む
- その気になり切る
- 最初で最後のステージだと思う
- やり直しは聞かないと言い聞かせる
- 感情を入れる
つまり、
観客がいるものだと想像して、その方たちを意識しながら、本番さながらに練習するのです。
音楽を感じながら、自然に感情表現が出来るレベルを目指します。
どうですか?
誰も見ていない自宅でなら、出来そうじゃないですか?
傍目を気にしていたらチャンスを無にする
とはいえ、ハラオやサークルの練習日となると、話は変わってきますよね。
大抵の場合、パフォーマンスは複数のフラダンサーが同時にステージにたちますから、練習日も団体練習がほとんどだと思います。
そこで、自分だけ世界に入り込んで「本番さながらのリハーサルタイム」を実行するのはかなりハードルは高いと思います。
また、せっかくその気になって踊っていても、他の人がステップを間違える度にミュージックが止められて、「はいやり直し」という状況もおこります。
その気になるといっても、そんなに簡単にはスイッチが入りませんよね。
それに加えての傍目の攻撃もあります。
- 「あなた、ずいぶん気合入っているじゃないの?」という冷やかし
- 「ちょっと場違いよあなた、浮いてるわよ」という嫌味
- 「本番でもないのに気持ちいれちゃって、感じ悪いわね」という後ろ指
女の世界は、それなりにセンシティブなものです。
「郷に入れば郷に従え」や「出る釘は打たれる」という言葉もあります。
でも、、、
もしもあなたが、フラダンサーとして、レベルアップしたいというパッションがあるのなら、もう傍目を気にするのはやめにしましょう。
ここさえ乗り切れば、結果は後からついてきます。
まとめ
もう、本番での緊張を心配する必要はありません。
クオリティーの高い練習方法で、やるだけの事はやりきったとなれば、あとは、本番のパフォーマンスを楽しむだけです。
パフォーマンスは、実技試験ではありません。
あなたのパフォーマンスを通して、見て下さっている観客と、心を通わせ、一体感を味わう事が出来る、素晴らしい一時となればいいのです。
あなたが、いつの日か、このマウイの地で、
海風に吹かれながら踊る日がくる
そんな気がしています。
応援してますね。