ナーホクへの道のり-その4

ナーホク

ハワイ大学でのハワイアンミュージックのプログラムは、2年。
私はオーディションに備えての半年があったから、合わせて2年半。
月にして30ヶ月。
日にちにして約900日。
その900日を
私は一気に駆け抜けた。
脇目も振らず、全速力で駆け抜けた。
家から大学までは車でたったの10分程。
こんなラッキーはないと思った。
文句なんかあるはずもなかった。
900日は夢の様な日々だった。
 
寝ても冷めてもその事を思う。
胸がときめき、心が震える。
それがパッション。
夢がどんどん膨らんで、
夢にどんどん近づいていく
その感覚が私は好きだった。
900日。
長いと思うか短いと思うかは、ひとそれぞれだけど、私の人生であの900日は「恵み」以外の何ものでもなかった。
ハワイの血が一滴も入っていない日本人の私にまで、ハワイの伝統芸能であるハワイアンミュージックを学ぶチャンスが与えられたのだから、これは当たり前ではない「恵み」なのだ。
ナーホクのエントリー資格が与えられていた事も、当たり前ではない「恵み」
 
与えられている「恵み」を数えたら、感謝でいっぱいになれるのかも知れないなぁ〜。