継続力アップに必要なのは〇〇だけ!モチベも忍耐力も全く関係なし
継続力をアップさせるのにモチベは必要ありません。また忍耐力は全く関係ないと言えます。
継続力アップに必要なのはズバリ、VISION(ビジョン)だけです。
2018年も既に後半期に入っていますが、新年の抱負に掲げた事を継続してやっている人はそう多くはないと思います。
なぜなら物事を継続する事は難しいとされているからです。
今日は継続力と密接な関係をもつビジョンについて一緒に見ていきましょう。一つの例として私の前職についてもシェアさせて頂きますね。
継続力に必要なのはビジョンだけ
ビジョンを辞書で引くとこうあります。
ビジョンの定義
- 理想像
- 未来像
- 展望
- 見透し
- 幻
- 幻想
私的に一番ピタッとくる表現をすると、ビジョンとは「将来なりたい自分」「未来の自己像」です。「したい事」というよりは「なりたい自分の姿」です。
あなたは、将来なりたい自分像をお持ちでしょうか?
私にはあります。そして将来なりたい自分に近づく為に日々継続している事もあります。
ビジョンこそが継続力の元です。ビジョンがなかったら何かを続けるのって難しいですから。
将来なりたい自分があるからこそ、やるべき事を継続していけるといえます。
未来の自分を心の目で見据える
あなたは、目をつぶった時になりたい自分の姿をくっきりと思い浮かべる事が出来るでしょうか?
ビジョンは、例え目をつぶっていない時でも心の目で見る事が出来ます。
未来の自分を心の目で見据える様にすると確信が湧いてきます。そして確信があるからやるべき事を継続していく事が出来るのです。
育つ夢
ビジョンは一回設定したらそれで終わり、変えてはいけないというものではありません。
やるべき事を継続していくプロセスの中でビジョンんはどんどん変わっていくものです。なぜなら将来の夢が育っていくからです。
また、今の自分と比較して無理があるとかないとか判断するものでもありません。なぜなら、ビジョンはパッション(心から湧き上がってくる熱い想い)に突き動かされて見るものです。
例え目にみえる現状があまりに大きくかけ離れたものであっても、そんな事は気にする必要はありません。
心の目にリアルに映る未来の自己像を信じてやるべき事を継続するのみです。
以下の参考記事も良かったらお読み下さい。
【参考】目標を達成させるコツは計画にあり?長続きしない人にはコレ
【参考】ウクレレ初心者の練習法はコレに限る!上達への道は粛々かつ淡々と
ビジョンがリアルになる体験談
ここからは私の前職についてシェアさせて頂きますね。
私は国際結婚をしてハワイに住んでいますが、日本にいた時はプロの社交ダンスの競技会選手でした。
プロを引退したのは、念願だったイギリスのブラックプール競技会に出場を果たした直後です。ビジョンがリアルになる素晴らしい経験でした。
所が、私はそこに至るまでには同じ様な経験を何度も重ねてきたのです。
ビジョンの始まり
一番最初もったビションは、私がまだビジョンをいう言葉すら知らなかった20代の初めの頃でした。
「ダーティー・ダンシング」という映画の中の脇役のダンサー、ペニー(シンシア・ローズ)を見た瞬間に、激しい胸キュンが起こりました。
そしてそのペニーのダンス姿が未来の自分とオーバーラップしたのです。ダンサーになるという私のビジョンはこうして始まりました。
なんの確信もありません。ダンスの経験は全くなしです。でも、信じられたんです。いつか私はダンスシューズをはいてこんなスタイルのダンサーになっていると。
ビジョンが行動につながる
それから寝ても覚めてもダンスの事しか考えられなくなりました。ですから行動に移すのは問題なかったです。ビジョンは行動を起こさせます。
当時私は琵琶湖のほとりの片田舎に住んでいました。社交ダンススクールは隣町にたった一つあるだけでしたがそこで初めてダンスシューズを履く事ができたのです。
あの感動は忘れられません。真っ白なダンスシューズがキラキラ光って見えました。
ビジョンは移り変わる
そして数年たったある日次なるビジョンをもつ瞬間が訪れました。未来の自己像が変わる瞬間です。
その頃には車で2時間かかる所までダンスレッスンを受けに行っていたのですが、先生に誘われてアマチュアの社交ダンス競技会を見に行った時の事です。
ある競技選手がダンスフロアーでピンクのドレスに包まれてワルツを踊っていました。その選手を見た瞬間また例の胸キュンが起こったのです。彼女の顔が私の顔に見えました。またしてもオーバーラップです。
その時点では競技会の事はなに一つ知りませんでした。ダンスパートナーもいません。でも信じられたんです。私は将来競技会選手になっていると。
ビジョンに妥協なし
その後国家試験であるダンスインストラクターの資格を取りました。競技選手ではなくてもプロのダンスインストラクターならいいじゃないかと自分に言い聞かせました。妥協しようと努力したんです。
でも、だめでした。諦めきれるものではありません。なぜなら競技会フロアーで踊っている将来の私の姿があまりにリアルに私の心の目に映っていたからです。
大阪の某有名ダンススクールからのオファーを頂いた事を機にプロの競技会選手としての道を選びました。
それなりの犠牲を払わざるをえませんでしたので大きな葛藤はありましたが、諦める事など出来ないビジョンがあったのです。
ビジョンは継続力の元
プロ競技会選手としての日常は生活は決して華やかなものではありません。インストラクターとして教える傍ら競技会にむけての練習に追われる日々です。
練習という単純な作業を、日々怠ることなく継続させなければならない。継続力がなくては成り立たないのがプロの世界です。
ビションがあるから継続出来るのです。モチベがあろうとなかろうと継続していけるのはビションがあるからです。ましてや忍耐なんかはビジョンとは無縁のものです。
ビジョンと継続力はコインの裏表。切っても切れません。
ビジョンがより鮮明になる時に継続力は自ずとアップします。言い換えると継続力をアップさせるにはクリアなビジョンを持つ事です。
継続するのか困難になる時もあります。人間ですから。そんな時は立ち止まってビジョンをクリアにする事をおすすめします。
将来なりたかった自分とはどんな自分なのか、目をつむって想い浮かべてみて下さい。継続する力が湧いてきますから。
まとめ
今日は、継続力アップに必要なのはビジョンだという事をみてきました。また、私のダンサーとしての経験談もシェアさせて頂きました。
ビジョンとは「将来なりたい自分」「未来の自己像」です。
ビジョンがより鮮明になる時継続力はおのずとアップします。ですから継続力をアップしたいのであればいまお持ちのビジョンをよりクリアにすればいいのです。
あなたのビジョンがリアルに実現するその日を、こころから応援させていただきます。