ウクレレ初心者の練習法はコレに限る!上達への道は粛々かつ淡々と
ウクレレ初心者は練習の仕方次第で、信じられない程著しい上達を果たす事ができます。
何を練習するかという練習メニューは、どんなウクレレ演奏のスタイルを目指しているのかによります。例えばコード弾きなのかメロディー弾きなのかと言う様な。
所が、どんな風に練習に取り組むのかという練習法に関しては、全て共通しています。
最短でウクレレの上達を遂げたいのであれば、日々の練習メニューを粛々とかつ淡々とこなしていくしかありません。
そこで今日は、効率的な練習のステップや、練習に臨む心構えなどを一緒に見ていきましょう。
ウクレレ初心者の効果的な練習3ステップ
ウクレレを初めたばっかりの頃は、はやく一曲弾けるようになりたいと願うものです。そして、練習曲に選んだ一曲を闇雲に弾きまくる事が練習の全てだったりします。
そして上達している実感を味わえない場合は、焦りと苛立ちといったストレスを感じる人も少なくはありません。
そこで、短期間に著しい上達を図る為の3つのステップをシェアさせて頂きます。
これはどんな目標を達成する時にも適応できるステップですが、ことウクレレを上達させたいのであれば必ず必要なステップだと言えます。
ウクレレ上達の為の3ステップ
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- 目標をクリアにする
(短かい期間の目標と、遠い将来の目標を紙に書き出します。)
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- 目標を達成させる為の計画を立てる
(何をするのかという練習メニューのプランニングです。)
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- 立てた計画を実行する為の環境を整える
(練習が続けやすい様な工夫です。)
この3ステップを踏んで練習する事で著しい上達が果たせ、そして上達している実感も味わえる様になります。
ウクレレ初心者には、継続するという事が上達への唯一の道です。
他にはありません。
【参考】ウクレレ初心者におすすめ曲3選!ハワイアンソングの定番は4コードで簡単にも参考になさって下さい。
ウクレレ上達への道は粛々かつ淡々とする練習
日々の練習は、どんなメニューであれ粛々とかつ淡々と進めていくに限ります。
私はこの粛々とという言葉に最近出逢ったのですが、あまりにも美しく、あまりにも凛とした響きなので一気に魅了されてしまいました。
粛々の粛という漢字は厳粛の粛です。
- 厳粛に
- 厳かな心持ちで
- 襟を正して
- 背筋を伸ばして
- 気を引き締めて
粛々という言葉のイメージと共に、練習に取り組む際のイメージがつかめて頂けたのではないでしょうか。
ウクレレはハワイならではの楽器ですから、ハワイに住んでいる私としては特別な思い入れがあります。
さて、心の姿勢を正す事が出来たなら、その後は淡々と練習をしていくだけです。
粛々した面持ちで淡々と日々の練習を継続していけば上達は自ずとついてきます。
ウクレレ上達の秘訣は、練習に臨む際の心の姿勢であるといっても過言ではないでしょう。
それではここで、ウクレレ超初心者さん用に作った動画を紹介しますね。
たった3コードで弾けるハワイアンソング”E Kuʻu Morning Dew”
10分ちょっとでコード進行、タイミング、弾き方など、盛り沢山に盛り込んだ、簡単レッスン動画です。
ハワイの私と一緒に練習できるLIVE配信も時々やってますから、良かったらチャンネル登録とお知らせ設定をして、見逃す事なくご視聴下さいね。
【参考】行動力ある人の共通する驚きの特徴!先延ばししない理由とは?は練習とう行動を起こす為の参考にして頂けると思います。
私のウクレレ歴と目標達成まで道のり
ここからは、ミュージシャンとしての私の事をシェアさせて頂きます。
私は20年前に国際結婚をしてハワイに来ました。そして子育てを終えてから大学に通い始める事にしました。
そして、そこで出逢ったミュージシャンの影響でハワイアンミュージックをやりたいと思うようになったのです。
勧められるままにハワイアンミュージックのプロ育成プログラムにはいってしまったのは2016年の秋の事です。
そのプログラムというのはハワイ大学マウイ校が主催するもので、 Institute of Hawaiian Music (略してIHM)といいます。
音楽理論、ボーカル、作曲などクラスの他にウクレレ、ギター、ピアノ、スティールギターといった楽器のクラス、それに加えてハワイ語が必須科目の、2年間のプログラムでした。
私は歌う事が好きでしたのでハワイアンソングを歌う事には抵抗はなかったです。
でも、弾き語りはやった事がありませんでしたので、それはかなりのプレッシャーになりました。
そのプログラムの方針が弾き語りだった為に、私はやむなくウクレレを始めざるを得なくなったのです。ソロ演奏ではなく弾き語りの為のウクレレです。
私の長期的な目標は、2年後のプログラム終了の際にシングルのCDリリースを果たす事でした。短期的な目標は必要に応じて3ヶ月事に立てていきました。
そして目標達成の為の計画を練り、立てた計画を実行するためにありとあらゆる工夫を凝らしていったのです。
例えばウクレレがいつも手に届くようにしておいたり、大きなホワイトボードにレパートリー曲を書いたり、タイマーを利用したりと、数えればきりがありません。
そして日々の練習を、粛々とかつ淡々と続けていきました。
そして、プログラム終了の際には目標であったDCリリースを果たすことが出来きたのです。
それだけではなく、The George Kahumoku Award (ジョージカフモク賞)という、身に余る賞まで頂く事が出来ました。
その賞というのは、このプログラムの創始者であるGeorge Kahumoku 氏の名にちなんだもので、プログラム期間の2年間に最高の達成を果たした生徒に与えられる賞でした。
そして夢にまで見た、賞品のコアロハブランドのウクレレをこの手に収める事ができたのです。(ウクレレにはIHMのロゴ、賞状は本名のKyoko Meinenあて)
私が一番上手なウクレレ奏者だという賞ではありませんし、またウクレレの上達だけの賞でもありません。ハワイ語の習得や作曲活動、プログラムへの貢献なども含めての総合的な評価を頂いたという事です。
でも私の中でジョージカフモク賞は、ウクレレが私に与えてくれた賞なのです。
なぜなら全くのウクレレ初心者であった私が、気がつけば簡単なハワイアンソングなら楽譜なしでも弾き語れる様になっているからです。これは私的には奇跡としかいいようがありません。
今の私はウクレレに恋をしています。
ウクレレの音色が日々の暮らしになければいられない程に、ウクレレが好きなのです。
まとめ
今日は、ウクレレ初心者が効率よく上達していける為のコツをみてきました。
あなたの目指しているウクレレ演奏のスタイルがどの様なものであっても、練習をしていく3つのステップは同じです。
ウクレレ上達の為の3ステップ
-
- 目標をクリアにする
(短かい期間の目標と、遠い将来の目標を紙に書き出します。)
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- 目標を達成させる為の計画を立てる
(何をするのかという練習メニューのプランニングです。)
-
- 立てた計画を実行する為の環境を整える
(練習が続けやすい様な工夫です。)
また、練習のやり方はたった一つです。
粛々とかつ淡々とです。
そして忘れてはならない事はこれです。ウクレレ上達の道は、粛々とかつ淡々と練習を積み重ねていく以外には何もありません。
あなたの暮らしがウクレレの音色に包まれて、アロハスピリットに溢れたものとなります様に!
Mahalo!