音楽理論は一切不要!超かんたん転調コードの探し方【楽譜なしメソッド】
転調コードの探し方はナンバリングメソッドを使えば超かんたんに出来ます。
ナンバリングメソッドは数字でコードを呼ぶメソッドで、特にウクレレやギターのコード弾きをするミュージシャンに一押しです。特に弾き語り派には必須スキルともいえます。
ナンバリングメソッドの特徴は転調コードが瞬時にさがせるという事の他に、音楽理論が一切不要だという事です。
それでは早速見ていきましょう。
転調コード探しが必要な訳
ウクレレやギターで弾き語りをする場合は、自分の声の高さに合わせる必要があります。
所がコード付きのミュージックシートは一つのキーでしか書かれていませんよね。そこで転調コードの探し方をしっておく必要が出てくるのです。
又今どきはネット上でコード付きの歌詞が無料で提供されていますし、転調コードもクリックひとつでしてくれます。それはとても便利なので利用しない手はないと思います。
所が問題が一つあります。それは自分が歌いたい曲が見つからない場合があるという事です。
私はハワイアンミュージックをやっているのですが、そういったサイトで見るかる楽曲はほんの数曲しかありません。
そこで、転調コードは自分で探せるにこした事はないのです。そしてナンバリンメソッドを使えばすぐ見つけられます。
これでどんな曲でも自分のキーにあわせて弾き語れるという訳です。レバートリーが一気に増えますね!
コード名をナンバーに置き換える
ナンバリングメソッドという名前がどこか仰々しくて、引いてしまう方もおられるはずです。
「番号式コード名」とか「数字式コード名」言えばどうですか?ちょっと親しみやすくなりませんか?
それではまず「C」のキーの「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」をアルファベットと数字でみてみましょう。
Cキー
- C・D・E・F・G・A・B
- 1・2・3・4・5・6・7
続いてはFキーを見てみましょう。
Fキー
- F・G・A・B・C・D・E
- 1・2・3・4・5・6・7
さらにもう一つ、Gキーを見てみましょう。
Ḡキー
- G・A・B・C・D・E・F
- 1・2・3・4・5・6・7
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、どのキーにおいてもナンバリングは同じ「1・2・3・4・5・6・7」なんです。
全てのキーへの転調が簡単に見つけられる理由はここにあります。とはいっても今の段階ではまだ分かりにくいと思います。
心配ご無用です!具体的にやっていけばすぐ飲み込めるはずですから。
もう少し詳しい説明はこちらの記事を参考にして下さい。
【参考】ウクレレ初心者の練習方法は楽譜なしメソッドで!短期間に上達できるその訳は?
転調コードが楽々見つかる
ここで、転調コード探しを実際に練習してみましょう。
3つのコードで出来ているコード進行「2-5-1」と呼ばれるものを使います。
この「2-5-1」コード進行はどんなどんなジャンルの曲でもよく使われているポピュラーなコード進行です。
特にハワイアンミュージックにおいては前奏や間奏に使われて、VAMP(バンプ)と呼ばれています。
2-5-1コード進行
- 1・2・3・4・5・6・7
- C・D・E・F・G・A・B
- F・G・A・Bb・C・D・E
- G・A・B・C・D・E・
ここで一つ押さえておきましょう。
キーの名前は1番にくるアルファベットになります。
キーの名前
- 1番がCであればCキー
- 1番がFであればFキー
- 1番がGであればGキー
さてコードには、コード名の右横に7がつく場合があります。「7thコード」などと呼ばれています。
この「コードの構成音」についてはここでは割愛させて頂きますが、次の2つは「2-5-1」コード進行において大事なルールです。
7thコード
- 1番に帰る前の5番コードには7がつく
- ハワイアンバンプは5番コードの他に2番コードにも7がつく
こちらが各キーのコード名になります。
各キーでの2-5-1のコード名
-
- Çキー:D7・G7・C
-
- Fキー:G7・Ç7・F
- Ḡキー:A7・D7・Ḡ
上のコードチェンジの指の使い方に興味がある方はこちらを参照して下さい。
【参考】ウクレレのコードチェンジでもうパニクらない!超簡単な【指トレ】ハワイ流
まとめ
今日は弾き語り派のミュージシャンに嬉しい、簡単な転調コードの見つけ方をシェアさせて頂きました。
音楽理論は不要のナンバリングメソッドです。
転調コードの探し方は、慣れればどんどん早くなってきます。
あなたの弾き語りライフに何らかの参考にして頂ければ幸いです。